2009年01月03日

EeePC1000H-XでLeopardの夢を見た

12月にEeePCEeePC1000H-Xを購入し非常に重宝しておりましたが、250GのHDが安かった
ので換装した際に見た夢です。


1.1000H-Xについて
  4Gのキーボードが非常に使いにくく感じる様になり、
  某量販店で2Gのメモリーとセットで、4万8千円ぐらいで
  購入、4Gに比べ一回り大きいモノの打ちやすい
  見やすいで不満は有りません。
  ネットで調べると無線LANの不安定さについて
  書かれているのをよく見ましたが、標準のままでは
  やはり不安定でした。
  無線LANユーティリティを導入後は安定しております。

2.導入準備
  ◎導入の為用意したハード
    DVSM-P58U2/B(外付けDVDドライブ)
      以前から使用していたドライブです。
    UE-200TX-G(USBLANアダプター)
      電気屋で1500円で見つけた為購入、後で非常に役に立ちました。
    USBキーボード、USBマウス

  ◎インストール用Leopard
    夢置場さま作成のLDMx86を使用しました。
    このディスク作成の為、MACMINIで半年ぶりにOSXを起動しました。
    通常はwindows専用マシンとなっています。

    ファイル添付の説明書通りであっさり作成完了。
    パーティションタイプはMBRでkextの追加削除等は特に行っておりません。

  ◎1000H-Xの換装
    HDを換装、換装自体は5分程度で完了。
    換装後リカバリディスクでwindows環境を復旧し
    コンピュータの管理からDドライブを削除し新たに
    C: 125G(NTFS) 
    D:30G(未フォーマット) 
    E:70G(NTFS)
    という形にパーティションを切り直しました。

  ◎Leopard用kext、ドライバ等
    以下を用意しました。

    ・MODBIOS
     EeePC1000H1103_mod.by.Kabyl.zip

    ・Kext Helper  
     Kext Helper b7.zip

    ・詰め合わせ
     maceeedotcompatches.zip(kext他詰め合わせ)
     Ralink_CardBusPCI_D2860-1.0.1.0_D61-1.0.4.0_D2560-1.0.9.0 UI-1.5.1.0_2008_03_13.dmg(無線LANドライバ)
    
    ・サウンド関係
     AzaliaAudio.pkg.zip
     Audieee_1.0.1.zip
     chud_4.6.1.dmg.zip
     Spark.dmg

    10.5.6アップデート用
     MacOSXUpdCombo10.5.6.dmg
     ApplePS2kexts_10.5.6.ready.zip(PS2詰め合わせ)

3.導入
  1.MODBIOS
    ASUSアップデート等を使用しMODBIOSを適用する。
    F2を押してBIOSに入り、起動ドライブをUSBDVDドライブ
    に変更する。

  2.インストール
    LDMx86で作成したDVDから起動します。
    インストール画面に到達するまで20〜40分ほど
    かかります。
    フリーズしているかと思うかもしれませんが気長に
    待ちましょう。
    
    起動したら、言語を日本語に選択しユーティリティから
    ディスクユーティリティを起動します。
    Leopardをインストールする30Gの領域を指定して
         ボリューム名を適当に指定(Leopard等)
         フォーマットをMACOS拡張(ジャーナリング)
    オプションでパーティションタイプがMBRになっている
    事を確認して消去を実行。
    次にターミナルを起動booterをインストールします。
    booterのインストールが完了しても実際はインストール
    されていない場合が有りましたので、
    2,3回インストールしておきます。
    後はインストーラーの指示通りインストールを
    続けてください。

    インストールが終わるまで数十分かかりますので
    お茶でも飲みながら待ちましょう。

4.起動
  1.インストール後このまま初回起動を行うとLANを
    認識できない為、
    途中で(Do you already own a macから進めない)ループ
    してしまうので、
    UE-200TX-GをUSBに接続して起動すると問題なく
    初期設定が出来ます。
    
    UE-200TX-Gが無い場合は、
    シングルユーザーモードで起動して(boot:-s)、
       mount -uw /
       passwd root
       パスワードを2回入力
       touch /var/db/.AppleSetupDone
       exit
    で初期設定をスキップできます。

  2.Leopard起動後
    表示を日本語に設定する。
    System Preference>Internationalを選択
    Languageで日本語を一番上にドラッグする。
    Input Menuからことえりを設定
    一旦ログアウトしてからログインすると表示が
    日本語になります。

    この段階ではまだ画面も800x600表示ですのでKext 等の
    インストールを行います。
    
    Kext Helper b7を解凍しデスクトップにでも置いておく、
    maceeedotcompatches.zipを解凍し、AboutThisMac.pkgを
    実行しインストール。
    以下のKextをKext Helperにドラックしインストールする。
     ACPIBattery.kext
     AppleIntelGMA950.kext
     AppleIntelIntegratedFramebuffer.kext
     AppleSMBIOS.kext
     ClamshellDisplay.kext
     Natit.kext
     RealtekR1000.kext
    再起動の指示が出たら再起動を行う。

    再起動後、1024x600で表示される様になります。
    この後、無線LANやサウンドの設定をしてしまっても良いのですが、
    とりあえず10.5.6のアップデートを行います。

  3.10.5.6へアップデート
     ※注:10.5.6アップデート時の注意点
         1.キーボード、パットが使用不可
         2.画面解像度が800x600表示になる
    
     アップデート前にUSBキーボードをさして設定後MacOSXUpdCombo10.5.6.dmg
     を実行。
     再起動すると、解像度が800x600になりキーボード、
     パットが使用不可になります。
     USBマウスとキーボードを使用して、ApplePS2kexts_10.5.6.ready.zip内の
       ApplePS2Controller.kext
       AppleACPIPS2Nub.kext
     と、解像度を戻す為、
       AppleIntelGMA950.kext
       AppleIntelIntegratedFramebuffer.kext
     をインストールして再起動するとアップデート前と
     同じような環境になります。

     無線LANを使用するならRalink_CardBusPCI_D2860-1.0.1.0_D61-1.0.4.0_D2560-1.0.9.0 UI-1.5.1.0_2008_03_13.dmg
     をインストールしてください。
     設定はAIRMACからではなく専用のユーティリティからです。

  4.サウンドの設定
    基本的に内蔵スピーカー用の設定です。

     1.システム>ライブラリ>Extensions内のAppleHDA.kextを削除
       AzaliaAudio.pkg.zipを解凍してAzaliaAudio.pkgを
       インストールして再起動
     
     2.chud_4.6.1.dmg.zip(Apple Developer Tools)を
       インストール
       Audieee_1.0.1.zipを解凍しどこかにインストール
       して再起動

     3.システム環境設定>アカウント>ログイン項目
       で+を押してAudieeeを追加
       これでサウンドは可能となります。
       音が鳴らない場合はAudieeeがoffになっている
       可能性がありますのでONにしてください。

       ミュートなどにシュートカットを割り振りたい場合
       はSpark.dmgをインストールして設定してください。


5.デュアルブート
   DVDドライブを外して起動するとwindowsが起動します。
   再度DVDドライブをさしてインストールに使用した
   ディスクの/usr/standalone/i386
   にあるchain0をC:\にコピーします。
   後は同じC:のルートにあるboot.iniの最後に
   c:/chain0="Mac OSX"
   とでも追加してください。""内はNTLoderで表示される
   名称なので好きに入れてください。
   これでデュアルブートが可能となります。

   DVDドライブを外してもwindowsが起動しない場合はC:が
   アクティブになっていない可能性が有りますので
   適当なパーティションソフトを使用してアクティブに
   切り替えてください。


現状
  内蔵の有線LANは使えません
  イヤホンも自動切り替えは出来ません。
  遊ぶには十分かもしれません。
  eeeubuntu等を導入すればトリプルブートも可能です。
  
  一番の問題点は1000h-xにOSXが入っていても使う必要が全くないという事でしょうか。
  もう少しいじってみて満足したら消してしまうでしょう。


新年早々こんな夢をみました。
posted by zen at 20:54| Comment(7) | TrackBack(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私の場合、日本語入力ができないのですが、zesさんはうまくできてますか?
Posted by temosy at 2009年01月09日 19:51
特に問題なく日本語入力はできています。
egbridge Universal 2も問題ありませんでした。
キーボードは標準でUS設定だったのでWIND用のキーボードレイアウトを導入して使用しています。
Posted by zen at 2009年01月09日 20:28
ありがとうございます。希望が湧いてきました。
いろいろ試してみます。
Posted by temosy at 2009年01月10日 09:26
初めまして。
大変参考になりました。ありがとうございます。

無線LANについてお聞きしたいのですが、
Ralink_CardBusPCI_D2860-1.0.1.0_D61-1.0.4.0_D2560-1.0.9.0 UI-1.5.1.0_2008_03_13.dmg
からCardbusPCIWirelessはインストールしたのですが、ネットワークデバイスが認識されていない旨の表示がされ使えない状況です。

無線LAN導入にあたって記事内に記載されている事の他に注意すべき点などありましたらご教授頂けませんでしょうか。
Posted by m2 at 2009年03月09日 00:43
m2さん
EEE Boot Version 1.09 に入っているRalinkの無線ランドライバを現在使用しています。
こちらの方が安定しています。
Posted by zen at 2009年03月09日 09:44
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Posted by ロンジン at 2013年07月27日 20:36
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Posted by ロレックス at 2013年07月27日 20:36
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