2006年03月19日

日本語化パッチ作成方法〜その4(バイナリエディッタ編)

日本語化パッチ作成方法〜その4(バイナリエディッタ編)

日本語化の作業を行っているとリソースエディッタでは日本語化出来ない部分が出てくる場合が有ります。

powerclickを例に説明します。

powerclickをリソースエディッタで日本語化します。

  binary5.JPG

日本語化すると上の画像の様になります。
しかし実際にソフトを起動し確認すると

  binary1.JPG

この様に"トレイメニューを開く動作"の下に(this will open options window on left mouse click)と英文が出てきます。
この文字列はリソースエディッタで調べてみても見つかりません。
そこでバイナリエディッタでPowerClick.exeを開き検索してみます。

  binary2.JPG

バイナリエディッタで調べると上の画像の様に文字列が見つかります。
日本語化する為にはこの文字列を直接編集しなければなりません。

  binary3.JPG

文字列を書き換えると上の画像の様になります。

書き換える際の注意点ですが
   ・元の文より短くする。
       長くなるとソフトが起動しなくなってしまいます。
   ・残りの部分は半角スペース(20)で埋めておきます。

書き換えが終わったらソフトを起動して確認します。

  binary4.JPG

きちんと日本語になりました。


次回は差分パッチの作りかたです。

この記事へのコメント
変更した後に文字化けしてしまう場合はどうすればいいのでしょうか?
Posted by 神の反対 at 2009年11月16日 19:05
http://hibiheion.seesaa.net/article/134251888.html
こちらの記事返信を書かせていただきました。
Posted by zen at 2009年11月29日 18:40
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