2006年10月09日

日本語化パッチ作成方法〜その5.5(更新編2)

 前回の説明では解りにくかった様なので
 2.変更されたリソースの日本語化を画像付きで説明します。


 日本語化では主にDialogとRCDATAを日本語化します。多くのソフトではそのどちらかで日本語化出来ます。

 Dialog編
 kousin1.JPG
 リソースハッカーを使用しDialogを保存します。

 この際、使用するファイルは日本語化前の新旧ファイルの方が見やすい出です。

 kousin2.JPG

 保存したrcファイルをエディタで開いたところです。
 Dialog以下のリソースがまとめて書き出されています。

 kousin3.JPG

 新旧のファイルから保存したRCファイルをRekisaを使用し差分表示したところです。
 ハイライトされているところが変更された部分です。

 これを参考に前回日本語化した部分をエディタ等にコピーし編集しています。

 RCDATA編

 kousin4.JPG

 RCDATAを保存します。

 kousin5.JPG

 こんな感じにリソースの数だけRCData_X.bin(Xは数字です)が生成されます。後、.binファイルのリソース名が出力された.rcファイルが作成されます。
 画像右のエディタは.rcを開いた物です。こんな感じにRCファイル内にはbinファイルのリソース名が記述さています。

 kousin6.JPG

 次はAikoWinの様なファイル比較ソフトを使い違うファイルを捜します。
 新旧のRCDataの保存先を指定し、開始を押すと、

 kousin7.JPG

 こんな感じに同じファイル、違うファイルが表示されますので、変更のあったリソースをリソースハッカーで開き、適当なTXTファイルにコピーした後、Rekisaで変更された場所を調べ修正しています。

 日本語化厨房 さん、こんな感じでご理解頂けたでしょうか?
 質問が有ればコメント又は掲示板にどうぞ
この記事へのコメント
画像付き記事までありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ

RCDATAの方は完璧に分かりました。

Dialogの方は『日本語化する前の新旧ファイルを比較し、ResUpdataで日本語化したものをエディタで開き、差分表示された部分を書き換えてればいい』という感じですよね?


Posted by 日本語化厨房 at 2006年10月10日 06:15
日本語化厨房さんこんばんは

Dialogの手順です。

・日本語化する前の新旧ファイルを比較。
・日本語化された旧ファイルの変更されたリソースをRHを使い開く。
・変更されたリソースの内容をテキストエディタにコピーし、差分表示に基づき修正。
・ResUpdataで日本語化されたファイルの変更されたリソースに貼付、上書きする。
・スクリプトをコンパイルする。

こんな感じです。
Posted by zen at 2006年10月10日 20:59
何度も申し訳ないんですけど、
・日本語化された旧ファイルの変更されたリソースをRHを使い開く。
の文の意味がよくわかりません。
Posted by at 2006年10月10日 22:49
RH=リソースハッカー

です
Posted by zen at 2006年10月10日 22:57
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